Serif、新型コロナウイルス対策キャンペーンで150万本の延長無料体験を実施
このキャンペーンは、まず2020年中に行われ、その後、新型コロナウイルスの継続的な影響が明らかになった2021年1月に更新されました。Serifは、Mac版およびWindows版のAffinity Photo、Designer、Publisherを誰でも90日間無料で使用できることに加え、アプリの購入を希望するユーザーには50%の割引を提供しました。また、100人のアーティスト、デザイナー、写真家、イラストレーターに作品を依頼しましたが、その中には新型コロナウイルスの経済的影響でプロジェクトが中止になったクリエイターも多く含まれていました。
このたび、Serifは、このキャンペーンを6月末で終了し、通常の価格に戻すとともに、より短い10日間の無料試用版を提供することを発表しました。
SerifのマネージングディレクターであるAshley Hewsonは次のように述べています。「新型コロナウイルスによってクリエイティブ産業がどれほど深刻な影響を受けているかが明らかになったとき、私たちは微力ながら協力できる立場にあると感じました。
「昨年は90日間、今年も90日間、誰でも無料でアプリをダウンロードできるようにしたことで、実質的に半年間、無料でAffinityを利用することができるようになりました。非常に大きな反響があり、多くのユーザーから、試用期間の延長や割引のおかげで仕事を続けられたという声が寄せられています。
「100点の作品を依頼するというオファーに対する反響も非常に大きく、それらのプロジェクトのいくつかは、すでに当社のアプリやAffinity Spotlightのウェブサイト、マーケティング資料に反映されています。」
オーストラリア人アーティストのWill Schorerは、新型コロナウイルスの影響でクライアントからいくつかのプロジェクトをキャンセルされた後、このプロジェクトに参加しました。
鷲のデザインを担ったSchorerは次のように述べています。「2020年の始まりは、誰にとっても大変な時期でした。自営業のアーティストというのは、最高の状態でもストレスに晒されています。
「Affinityの『100 Days 100 Commissions』プロジェクトは、いくつかのイベントがキャンセルされ、当面の収入がかなり不透明になっていた時期に実施されたため、とても助かりました。このプロジェクトのおかげで、当時感じていた不安が解消され、クリエイティビティを発揮することができました。」
米国ウィスコンシン州に住む作家のSarah Stackhouseは、新型コロナウイルスの流行後にAffinity Designerを学び始め、現在では「Opening Our Eyes To The World (世界に目を向けよう)」と題した初の児童書のイラストを制作しています。
彼女は次のように述べています。「ストーリーのアイデアは何年も前から持っていましたが、自分にはイラストレーターがおらず、またイラストレーターを雇うにはかなりのコストがかかるため、どうやって本を完成させればいいのかわかりませんでした。新型コロナウイルスの流行により自宅にいることが多かったので、それまで触ったことのなかったAffinity Designerを使って、デザインやイラストの作成を独学で行いました。
「Affinityがあったからこそ成し遂げられたと、声を大にして言いたいです。」
6月末までの期間限定で、Mac、Windows PC、iPad版のAffinityアプリケーションを50%オフでご購入いただけます。詳細はhttps://affinity.serif.comをご覧ください。