SerifはAffinity Publisherを仕掛けるためにStudioLinkという、あっと驚く新技術を採用しました。
本日Serifが発表した新しいAffinity Publisherは、創造的なプロの仕事に革命をもたらす独自の新しい道を切り開くことでしょう。
Serifは世界で初めて新登場のStudioLink技術を採用しました。Serifのベクターデザインアプリ(Affinity Designer)や画像編集アプリ(Affinity Photo)をお持ちの方は、Affinity Publisher内でレイアウトを作成しているとき、対応する製品のアイコンをクリックするだけで、それらのアプリをそのまま利用することができます。
Affinity Publisher自体にも有用なベクターデザインツールと写真編集ツールが組み込まれていますが、StudioLink技術が採用されたことで、レイアウト内のグラフィックスや画像を編集しているとき、アプリを切り替えなくてもフルセットの本格的なツールを利用することが初めて可能になったわけです。こうして創造的なワークフローに圧倒的な能率化がもたらされます。
さらに驚くべきことに、Serifは、先駆的なiPad版のAffinity Designer/Affinity Photoをアップデートし、Affinity Publisherドキュメントを扱えるようしたと発表しました。Publisher自体がiPadに対応するのはもう少し時間がかかりますが、iPad版のAffinity Designer/Affinity Photoをお持ちの方は本日から移動中にPublisherドキュメントを開いて編集し、エクスポートすることができます。
これは、Serifのノッティンガム(英国)本社で行われたイベントの基調講演で本日(6月19日)発表されました。
マネージングディレクターAshley Hewson談:“あまりにも時間がかかりました。しかし、何百万人もの創造的なプロフェッショナルは自分たちのワークフローが阻害されていることにもう気づいています。互換性のないファイルタイプのせいで、アプリはきちんと動作せず、洗練さを欠いた回避策が貴重な時間を無駄にしています。
“Affinity PublisherにStudioLink技術を採用することで、この問題は解消しました。お客様は、Affinity Photoの先進的な写真編集機能やAffinity Designerの厳密なベクターツールを切り替えて直接ご利用になれます。Affinity Publisherから出る必要はもうありません。これほど適応性の高いワークフローを実現するクリエイティブスイートは、いまだかつてありませんでした。まさに変革のとき来たれりです。”
簡単な文字中心のドキュメントからポスターやチラシまで、あるいはテキスト、画像、グラフィックスを組み合わせた複雑なパンフレットや書籍もお任せください。細部にこだわって設計されたAffinity Publisherはデータ量の特に大きなドキュメントであっても本当に軽快に動作します。
Affinity Publisherは、マスターページ、見開きページスプレッド、グリッド、テーブル、高度なタイポグラフィ、テキスト流し込みを含む本格的なフルセットの印刷出力機能などの必須要素を中心に据えて最近のレイアウトアプリで必要とされるあらゆる機能を提供しており、最新のハードウェアの能力を最大限引き出すように設計されています。
その他の主な機能:
- OpenTypeサポートとグリフブラウザ
- テキスト装飾とドロップキャップ
- リンクされたテキストフレームと流し込みための高度なオプション
- テキストの回り込みと詳細な埋め込み制御
- パス上のテキストなどのアーティスティックテキスト
- ベースライングリッドとテキストフレームのルーラー
- PSD、AI、PDF、JPG、TIFF、PNG、Affinityの各ファイル形式に対応
- 元のデータが失われることのない調整レイヤによる画像の補正と強調
- 非常に滑らかなグラデーションおよび透明性コントロール
- 索引(インデックス)と目次の自動生成
- 正規表現による検索と置換
- カスタマイズ可能なキーボードショートカット
- 保存可能な取り消し履歴
- 60fpsでの非常にスムーズなパンおよびズーム操作
- エンドツーエンドのCMYKおよびスポットカラーサポート
- 本格的な印刷のためのPDF/X-1a、PDF/X-3、PDF/X-4出力
Affinity Publisherは非常に高い柔軟性を備えており、主要なすべてのラスター形式/ベクター形式のファイル(レイヤPSD、PDF、EPSなど)をインポート、エクスポートできます。また、即印刷可能ドキュメントを最新のPDF/X形式で出力でき、オンライン共有ドキュメントに対するハイパーリンクにも対応しています。
“StudioLink技術を採用したAffinity Publisherは、当初に思い描いた夢を9年越しで実現したものです。今日、この夢が達成されたことをご報告できるのはこの上ない喜びです”とAshley Hewsonは言います。“当社のアプリをAffinityと呼ぶのは、まさにこうした理由によります。”
Affinity Publisherは、所定の期間だけ20%オフ($39.99)でご提供しています。また、すべてのAffinityアプリで定期利用料金は発生しません。